マタニティマークは使うべき？

妊活中の女性たちが最近気になっていることが、マタニティマークは使うべき？という問題です。
妊婦さんが妊娠していることを周囲の方に知ってもらうため、電車やバスなどの利用時にカバンにつけるマタニティマーク。
最近、マタニティマークは危険だという声もありますが、実際つけたほうが良いものなのでしょうか。

マタニティマークを付けていることのメリットのひとつには、マタニティマークを付けることによって、公共交通機関で優先席を利用することができます。

一見して妊婦さんだと分かるおなかの妊娠後期よりも、妊娠初期の方が体調不良が起こりやすく、流産の危険も高いのです。

また仕事をしている妊婦さんは、初期の段階では産休を取れる会社がほとんどないため、通常通りの出勤をする方も多いですが、混み合った電車やバスなどで人ごみに押されることは、お腹の赤ちゃんにも良くありません。
妊娠初期は他にとっては、妊婦さんかどうか判断することはほとんどできませんので、マタニティマークを付けるメリットがあるといえます。

さらに重要なこととして万が一、緊急で搬送をされることになり意識がない際に、マタニティマークをつけていることよって、妊婦さんにはできない処置や、薬の投与を避けることができるのです。

マタニティーマークを付けることのデメリットとしては、妊娠をしていることを周囲にアピールしているのでは、と誤解をされるケースもあるかもしれないということが挙げられます。
また職場などで不妊に悩んでいる人が身近にいると、マタニティマークを付けるのにも気を遣ってしまうというデメリットもあります。

メリットとデメリットを踏まえ、マタニティーマークは取り外せるものを利用して、混雑をしている時のみバッグなどに付けて使うようにするなどの工夫をするというアイデアもあります。
初期の時には特に赤ちゃんのために、マタニティマークは必要だともいえますので、定期健診の時だけでなく日ごろのお出かけの際ににも、母子手帳やおくすり手帳などと一緒に携行しておくことはとても大切だといえます。